北海道エゾサンショウウオ

日本の北海道にしか生息していないエゾサンショウウオ。ほぼ道内全域に生息していることになっていますが、自分の足で探してみると、何処にでも居る！と言うものではないことを感じています。 　　　　　 北海道に生息するサンショウウオ Hynobius retardatus（エゾサンショウウオ）離島を除く北海道全域に生息、世界でここだけです。 Salamandrella keyserlingii（キタサンショウウオ）日本は北海道、ロシア、モンゴル、中国など。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私個人の感想としては、世界で見ると、かなり広範囲に生息している種であるので、希少価値を問うのならば、エゾサンショウウオのほうが貴重であるように思うのですが・・・ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　春というのは、様々な生物にとって、一年の中で最も待ち焦がれる季節なのでしょう。雪解け水が集まる止水を探すと、長く筒状になった螺旋形の卵のうが、枝や葉に産み付けられているのが見られ人気の少ない場所では、産卵に来た親の姿を見つけることができます。 　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 　そして、受精し誕生します。野生では生まれた内の数割は兄弟・姉妹に食べられてしまう運命にある。 　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　普段の生活で、希望と輝になってるイトウと岩魚は魚であり、何かきっかけがないかぎり、しばらくはそのままでいることだろうと・・・山岳の沼で泳ぐあの姿を見た時、魚に見えたそれはサンショウウオでした。 　手と足を付けて泳ぐ姿は衝撃的で、水の中では魚のように泳ぎ、陸に上がると小さな恐竜になる。 　　 　　　　　　　　　　　 　大変なことです！鰓呼吸をしていたものが、肺呼吸を始めるのです。これが変態、変身する時に体の中で何かが起きている、その状態が見ているだけで伝わってくる。 　そして、それが終わると信じられないほど大きな物を口にする。 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　もうここまでくれば安心、あとは沢山食べて大きくなるだけです。 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　もう大人です。これからは相手を見つけて次なる子孫を残します。 　　　　　　　 　　　　　※ここで掲載している画像の使用、又は画像転載を固く禁止いたします