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ドリーバーデン。居た居た！川底の石と同化する色模様のオショロコマとは別に、青白く銀色に輝く魚が底で定位しているではないか？これも、ここならではのオショロコマだろう。
オショロコマが大海と山とを行き来できる場が存在するとは素晴らしい。これは本来、当たり前な世界でなければならないのだ。豊かな恵みとは、この場面を指す。貧困であることに慣れてしまうと物事を分別する「価値観」を見出すことは出来ない・・・豊であるということは、どう言う場、どんなことであるのかと知らしめてくれるのは原点に限る。
美味い飯を食って大きな魚を釣って、無垢なオショロコマと戯れ、いい夢を見て、清々しい朝を迎えて・・・短い一時を満喫します・・・この空間に浸ることで、全ての分野における「価値観」が養われることになるに違いない・・・
月を背にして具材をカットする。こんな事が出来る場が他にもあれば、どんなに素晴らしいだろうか。近頃はどうしても、その価値を知る者たちは特定の場所、一箇所に集中する傾向が強い。そうなると、あれもダメ、これもダメと規制したがるものだ・・・