魚止めを目指す

隠源に足を踏み入れて2日目

初日、テントに打ち付ける雨音を聞きながら熟睡できずに朝を迎え、早々飯を食ってゴルジュに挑む。泳ぐか？高巻くかと、いつも壁にぶち当たるたび頭を悩ませる。結果、上りは高巻くことにした・・・

ゴルジュと池田００１

岩魚を手にしたい、それも大きなものを、それともうひとつ、岩魚の味に開眼した中橋さんの強い要望で今旅では刺身を味わいたい・・・と言う思いを一心に、頑張るぞと意気込む私。もう怪我は絶対許されない・・・パワー仕様になっている私の体は重たく、勢いつく流れと爆風に圧倒される。

ゴルジュと中橋２

水を避けてばかりでは、新しい道は切り開けない。そう思い、これからは上手に水を利用しながら遡りたいと・・・焦らずに進路を選択する。流れてる水は良いが「動いている水」には絶対入ってはいけない。